2011年 11月 02日
土用の丑の日 |
7月3日毎日新聞掲載分です。
土用とは、立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間のことをいいます。
東洋思想に五行説(木火土金水)があり、それぞれを、
木=春、火=夏、金=秋、水=冬と割り振ったら「土」が余ってしまいました。
そこで、「土の性質はすべての季節に均等に存在するのだ」とこじつけて、
各季節の最後の18~19日を「土用」としました。
各土用の中で丑の日にあたるのが土用の丑の日です。
特に夏の土用の丑の日が有名で、
暑さを乗り切るためにウナギを食べる習慣があります。
この習慣が始まったのは江戸時代。幕末の万能学者、平賀源内が、
はやらないウナギ屋に「本日土用の丑の日」と看板に書いて張り出させたところ、
大繁盛したのがきっかけと伝えられます。
鰻にはよく山椒(さん・しょう)をかけて食べますが、
山椒は漢方薬では健胃薬として用いています。
油っぽいウナギの消化を良くするための日本人の生活の知恵なのでしょう。
ちなみに今年の土用の丑の日は7月21日と8月2日です。
土用とは、立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間のことをいいます。
東洋思想に五行説(木火土金水)があり、それぞれを、
木=春、火=夏、金=秋、水=冬と割り振ったら「土」が余ってしまいました。
そこで、「土の性質はすべての季節に均等に存在するのだ」とこじつけて、
各季節の最後の18~19日を「土用」としました。
各土用の中で丑の日にあたるのが土用の丑の日です。
特に夏の土用の丑の日が有名で、
暑さを乗り切るためにウナギを食べる習慣があります。
この習慣が始まったのは江戸時代。幕末の万能学者、平賀源内が、
はやらないウナギ屋に「本日土用の丑の日」と看板に書いて張り出させたところ、
大繁盛したのがきっかけと伝えられます。
鰻にはよく山椒(さん・しょう)をかけて食べますが、
山椒は漢方薬では健胃薬として用いています。
油っぽいウナギの消化を良くするための日本人の生活の知恵なのでしょう。
ちなみに今年の土用の丑の日は7月21日と8月2日です。
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by tanikawaiin
| 2011-11-02 14:39
| 毎日新聞記事