2007年 10月 30日
漢方煎薬の煎じ方 |
漢方薬には調剤された生薬を煎じて飲む煎じ薬と、
それがエキス化されたエキス製剤とあります。
今回は、煎じ薬の煎じ方について書きたいと思います。
1回1日分(1袋)を煎じます。
1袋を土びんまたはアルミのやかんに入れ、
約600ml(コップ3杯)の水を注ぎ、
ふたをあけたままとろ火で約30~40分煎じ、
約半量になるまで煮つめます。
できた煎液を、熱いうちに茶こしかガーゼでこしたものが1日分です。
生薬にはタンニンを含むものが多く、
鉄器は鉄サビと化学変化して沈殿をおこすなど、
薬に影響が出るので使用しません。
煎じる際に重要なことは、煎じる時間であり、
必ずしも半分になるまで煮つめる必要はありません。
烏頭・附子を含む漢方薬を煎じる場合は、
約800ml(コップ4杯)の水を入れ、約50~60分煎じます。
烏頭・附子は劇薬であり、加熱することによって、その毒性を落とすためです。
特に烏頭は注意が必要で、加熱時間が少ないと烏頭中毒の原因になります。
それがエキス化されたエキス製剤とあります。
今回は、煎じ薬の煎じ方について書きたいと思います。
1回1日分(1袋)を煎じます。
1袋を土びんまたはアルミのやかんに入れ、
約600ml(コップ3杯)の水を注ぎ、
ふたをあけたままとろ火で約30~40分煎じ、
約半量になるまで煮つめます。
できた煎液を、熱いうちに茶こしかガーゼでこしたものが1日分です。
生薬にはタンニンを含むものが多く、
鉄器は鉄サビと化学変化して沈殿をおこすなど、
薬に影響が出るので使用しません。
煎じる際に重要なことは、煎じる時間であり、
必ずしも半分になるまで煮つめる必要はありません。
烏頭・附子を含む漢方薬を煎じる場合は、
約800ml(コップ4杯)の水を入れ、約50~60分煎じます。
烏頭・附子は劇薬であり、加熱することによって、その毒性を落とすためです。
特に烏頭は注意が必要で、加熱時間が少ないと烏頭中毒の原因になります。
by tanikawaiin
| 2007-10-30 23:46
| 漢方治療