2007年 06月 27日
フレンチパラドックス |
7月の院長からのひと言です。
フランス人は喫煙率が高く、
バターや肉など動物性脂肪をたくさん摂取するのに、
心疾患による死亡率が低いという事実があります。
これをフレンチ・パラドックス(フランス人の逆説)といいます。
この疑問については様々な解釈が行われてきましたが、
赤ワインに含まれるポリフェノールがその要因ではないかといわれています。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、動脈硬化の進展を抑え、
脳梗塞・心筋梗塞を防ぐ効果があります。
フランスはワイン消費量世界一であり、ポリフェノールの摂取が多いというわけです。
お茶に含まれるカテキンはポリフェノールの代表であり、
お茶を飲む習慣のある日本人は、
やはり欧米人に比べ心疾患が少ないことで知られています。
漢方薬にもカテキン、アントシアニン、
タンニンなどのポリフェノールを含む生薬が多数あり、
動脈硬化の予防が期待されます。
漢方薬を長期に服用していると、
風邪もひかず元気で長生きできるといわれるのも、
このあたりに原因があるのかもしれません。
フランス人は喫煙率が高く、
バターや肉など動物性脂肪をたくさん摂取するのに、
心疾患による死亡率が低いという事実があります。
これをフレンチ・パラドックス(フランス人の逆説)といいます。
この疑問については様々な解釈が行われてきましたが、
赤ワインに含まれるポリフェノールがその要因ではないかといわれています。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、動脈硬化の進展を抑え、
脳梗塞・心筋梗塞を防ぐ効果があります。
フランスはワイン消費量世界一であり、ポリフェノールの摂取が多いというわけです。
お茶に含まれるカテキンはポリフェノールの代表であり、
お茶を飲む習慣のある日本人は、
やはり欧米人に比べ心疾患が少ないことで知られています。
漢方薬にもカテキン、アントシアニン、
タンニンなどのポリフェノールを含む生薬が多数あり、
動脈硬化の予防が期待されます。
漢方薬を長期に服用していると、
風邪もひかず元気で長生きできるといわれるのも、
このあたりに原因があるのかもしれません。
by tanikawaiin
| 2007-06-27 00:06
| 院長からのひと言