2006年 09月 25日
中秋の名月 |
10月の院長からのひと言です。
旧暦8月15日(十五夜)を「中秋の名月」と呼んで、
秋の澄んだ空に昇る満月を鑑賞する風習があります。
この夜は、月が見える場所に祭壇を作り、
ススキや、お団子、お餅、里芋などをお供えして月を眺めます。
月を愛でるという習慣は古くからあり、
日本では縄文時代ごろから行われていたようです。
平安時代ごろには、中国から月見の祭事が伝わると、
貴族などの間で観月の宴や舟遊びなどがされるようになりました。
一方ヨーロッパでは、満月は人の心をかき乱し、狂わせるものであったようで、
月の女神が死の暗示であったり、狼男が月を見て変身するなどというのは、
その典型的な例です。とても月を眺めて楽しむという気分ではなさそうです。
ちなみに今年の中秋の名月は、現代の暦に合わせると10月6日になります。
餅をつくうさぎの姿をゆっくりと眺めるような、心の余裕を持てるようにしたいものです。
旧暦8月15日(十五夜)を「中秋の名月」と呼んで、
秋の澄んだ空に昇る満月を鑑賞する風習があります。
この夜は、月が見える場所に祭壇を作り、
ススキや、お団子、お餅、里芋などをお供えして月を眺めます。
月を愛でるという習慣は古くからあり、
日本では縄文時代ごろから行われていたようです。
平安時代ごろには、中国から月見の祭事が伝わると、
貴族などの間で観月の宴や舟遊びなどがされるようになりました。
一方ヨーロッパでは、満月は人の心をかき乱し、狂わせるものであったようで、
月の女神が死の暗示であったり、狼男が月を見て変身するなどというのは、
その典型的な例です。とても月を眺めて楽しむという気分ではなさそうです。
ちなみに今年の中秋の名月は、現代の暦に合わせると10月6日になります。
餅をつくうさぎの姿をゆっくりと眺めるような、心の余裕を持てるようにしたいものです。
by tanikawaiin
| 2006-09-25 23:03
| 院長からのひと言