2006年 07月 26日
土用の丑の日 |
8月の院長からのひと言です。
土用とは、立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間のことをいいます。
東洋思想に五行説(木火土金水)というものがあり、
それぞれを、木-春、火-夏、金-秋、水-冬と割り振ったら「土」が余ってしまいました。
そこで、「土の性質は全ての季節に均等に存在するのだ」とこじつけて、
各季節の最後の18~19日を「土用」としました。
各土用のなかで丑の日にあたるのが土用の丑の日です。
とくに夏の土用の丑の日が有名で、暑さを乗り切るために鰻を食べる習慣があります。
ちなみに土用の丑の日に鰻を食べるようになったのは江戸時代のことで、
幕末の万能学者である平賀源内が、はやらない鰻屋に相談され、
「本日 土用の丑の日」と看板に書いて貼り出させたところ、
大繁盛したのがきっかけと伝えられています。
鰻にはよく山椒をかけて食べますが、
山椒は漢方薬では健胃薬として用いています。
油っぽい鰻の消化を良くするための日本人の生活の知恵なのでしょう。
ちなみに今年の土用の丑の日は7月23日と8月4日です。
土用とは、立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間のことをいいます。
東洋思想に五行説(木火土金水)というものがあり、
それぞれを、木-春、火-夏、金-秋、水-冬と割り振ったら「土」が余ってしまいました。
そこで、「土の性質は全ての季節に均等に存在するのだ」とこじつけて、
各季節の最後の18~19日を「土用」としました。
各土用のなかで丑の日にあたるのが土用の丑の日です。
とくに夏の土用の丑の日が有名で、暑さを乗り切るために鰻を食べる習慣があります。
ちなみに土用の丑の日に鰻を食べるようになったのは江戸時代のことで、
幕末の万能学者である平賀源内が、はやらない鰻屋に相談され、
「本日 土用の丑の日」と看板に書いて貼り出させたところ、
大繁盛したのがきっかけと伝えられています。
鰻にはよく山椒をかけて食べますが、
山椒は漢方薬では健胃薬として用いています。
油っぽい鰻の消化を良くするための日本人の生活の知恵なのでしょう。
ちなみに今年の土用の丑の日は7月23日と8月4日です。
by tanikawaiin
| 2006-07-26 10:36
| 院長からのひと言