2011年 11月 02日
脾を整える |
7月17日毎日新聞掲載分です。
東洋医学の基本概念に五臓論という考え方があります。
五臓とは、肝・心・脾・肺・腎であり、それぞれの働きで心身の機能を説明します。
つまり、五臓の失調を病的状態と考え、その治療薬を選択するのです。
ただし東洋医学の五臓は、西洋医学の臓器とは全く違う概念であり注意が必要です。
現代人の生活では、五臓の働きに失調を来すことは大変多いのですが、
これからの時期は特に脾を整えることが大変重要です。
脾とは、西洋医学の脾臓とは異なり、胃、小腸、大腸の働きを指します。
夏になると、夏野菜やアイス、冷たい飲み物など、
おなかを冷やす食べ物を摂る機会が増えます。
れら陰性食を摂り過ぎると、脾の機能が衰え、
生命を維持するエネルギーである「気」がうまく作れなくなり、
「気虚」の病態に陥ってしまいます。
特に慢性疾患でお悩みの方などは、もともと脾が衰えていることが多く、
陰性食の摂取には注意が必要です。
東洋医学の基本概念に五臓論という考え方があります。
五臓とは、肝・心・脾・肺・腎であり、それぞれの働きで心身の機能を説明します。
つまり、五臓の失調を病的状態と考え、その治療薬を選択するのです。
ただし東洋医学の五臓は、西洋医学の臓器とは全く違う概念であり注意が必要です。
現代人の生活では、五臓の働きに失調を来すことは大変多いのですが、
これからの時期は特に脾を整えることが大変重要です。
脾とは、西洋医学の脾臓とは異なり、胃、小腸、大腸の働きを指します。
夏になると、夏野菜やアイス、冷たい飲み物など、
おなかを冷やす食べ物を摂る機会が増えます。
れら陰性食を摂り過ぎると、脾の機能が衰え、
生命を維持するエネルギーである「気」がうまく作れなくなり、
「気虚」の病態に陥ってしまいます。
特に慢性疾患でお悩みの方などは、もともと脾が衰えていることが多く、
陰性食の摂取には注意が必要です。
by tanikawaiin
| 2011-11-02 14:45
| 毎日新聞記事