2011年 03月 07日
花粉症と小青龍湯 |
3月の院長からのひと言です。
花粉症の季節がやってきました。
昨年夏の異常な猛暑の影響で、今シーズンのスギ花粉飛散数は、
過去の平均をかなり上回ると予想されています。
富山においても、比較的飛散数の少なかった昨年と比較し、
約8倍の散布量と予想されています。
2月下旬頃からスギ花粉の飛散が始まります。
万全の準備をして、スギ花粉に備えましょう。
花粉症に対する漢方薬の代表薬に小青龍湯があります。
臨床研究において、小青龍湯はアレルギー性鼻炎の患者さんに対し、
50%程度の有効率(中等度改善以上)が示されています。
花粉症の特徴的な症状には、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどがありますが、
これらは漢方医学的には「水毒」ととらえ治療します。
小青龍湯は「水毒」治療の代表薬であり、花粉症の治療によく用いられます。
中国では東西南北に四神がいて、東の霊獣が「青龍」です。
中国大陸の東方は海であり、したがって「青龍」は水を司る神というわけです。
小青龍湯は、その名前が示すごとく水を制する漢方薬であり、
現代病である花粉症に応用されているのです。
花粉症の季節がやってきました。
昨年夏の異常な猛暑の影響で、今シーズンのスギ花粉飛散数は、
過去の平均をかなり上回ると予想されています。
富山においても、比較的飛散数の少なかった昨年と比較し、
約8倍の散布量と予想されています。
2月下旬頃からスギ花粉の飛散が始まります。
万全の準備をして、スギ花粉に備えましょう。
花粉症に対する漢方薬の代表薬に小青龍湯があります。
臨床研究において、小青龍湯はアレルギー性鼻炎の患者さんに対し、
50%程度の有効率(中等度改善以上)が示されています。
花粉症の特徴的な症状には、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどがありますが、
これらは漢方医学的には「水毒」ととらえ治療します。
小青龍湯は「水毒」治療の代表薬であり、花粉症の治療によく用いられます。
中国では東西南北に四神がいて、東の霊獣が「青龍」です。
中国大陸の東方は海であり、したがって「青龍」は水を司る神というわけです。
小青龍湯は、その名前が示すごとく水を制する漢方薬であり、
現代病である花粉症に応用されているのです。
by tanikawaiin
| 2011-03-07 22:19
| 院長からのひと言