2011年 02月 15日
兎の数え方 |
1月の院長からのひと言です。
兎の数え方をご存じでしょうか?
兎は哺乳類に属しますが、鳥を数える時のように一羽二羽と数えます。
兎をなぜ鳥のように数えるのかについては諸説ありますが、
仏教の影響という説が有力のようです。
明治維新以前は仏教の影響で、日本人は魚や鳥は食していましたが、
いわゆる四つ足の動物を食べる習慣がありませんでした。
ところが、兎は四つ足でも肉の味が鶏肉とよく似て美味なので、
ひそかに食べられていたようです。
兎は鳥の羽のように耳が長く、ぴょんぴょん跳ねることから、
鳥のように取り扱えばよいとのことで、
一羽二羽と数えるようになったというわけです。
明治以降、日本人も欧米人のように牛肉や豚肉を食べるようになりました。
それでも昔は、四つ足を食する際には仏壇に向かいご先祖様に、
殺生することをお許しくださいとお参りしてから肉を食べていました。
現在の我々の食卓には、
先祖たちが食していたものとは全く異なった食材が並んでいます。
メタボリックシンドロームやアレルギーなど、
現代人が抱える疾患を克服するためには、
食生活を見直すことも必要なのではないかと思います。
兎の数え方をご存じでしょうか?
兎は哺乳類に属しますが、鳥を数える時のように一羽二羽と数えます。
兎をなぜ鳥のように数えるのかについては諸説ありますが、
仏教の影響という説が有力のようです。
明治維新以前は仏教の影響で、日本人は魚や鳥は食していましたが、
いわゆる四つ足の動物を食べる習慣がありませんでした。
ところが、兎は四つ足でも肉の味が鶏肉とよく似て美味なので、
ひそかに食べられていたようです。
兎は鳥の羽のように耳が長く、ぴょんぴょん跳ねることから、
鳥のように取り扱えばよいとのことで、
一羽二羽と数えるようになったというわけです。
明治以降、日本人も欧米人のように牛肉や豚肉を食べるようになりました。
それでも昔は、四つ足を食する際には仏壇に向かいご先祖様に、
殺生することをお許しくださいとお参りしてから肉を食べていました。
現在の我々の食卓には、
先祖たちが食していたものとは全く異なった食材が並んでいます。
メタボリックシンドロームやアレルギーなど、
現代人が抱える疾患を克服するためには、
食生活を見直すことも必要なのではないかと思います。
by tanikawaiin
| 2011-02-15 08:08
| 院長からのひと言