2010年 12月 07日
梅核気 |
11月21日毎日新聞掲載分です。
「のどに何かがつまっているような気がする」
という症状を訴えられる方がいます。
これを漢方では「梅核気(ばいかくき)」といい、
のどのあたりに気が停滞した状態と考えます。
のどに梅の種(梅核)が引っ掛かるような違和感があるのに、
ファイバーで見ても異常がなく、気のせいと片づけられてしまうことが多い症状です。
女性は更年期の時期などによく出現することがあります。
男性でもストレスなどで同様の症状を自覚することがあります。
人前で話をする時に、咳払いをしないと話出せなかったりするのも、
梅核気が原因の一つです。
2000年前に書かれた中国の漢方書にものどのつまり感の記述があり、
同書には「咽中炙臠(いんちゅうしゃれん)」と表現されています。
あぶった肉片がのどにつまった感じがすることをいいます。
昔も今も、人がストレスを感じることは一緒なのでしょうか?
ちなみに、梅核気の治療には半夏厚朴湯という漢方薬を使います。
「のどに何かがつまっているような気がする」
という症状を訴えられる方がいます。
これを漢方では「梅核気(ばいかくき)」といい、
のどのあたりに気が停滞した状態と考えます。
のどに梅の種(梅核)が引っ掛かるような違和感があるのに、
ファイバーで見ても異常がなく、気のせいと片づけられてしまうことが多い症状です。
女性は更年期の時期などによく出現することがあります。
男性でもストレスなどで同様の症状を自覚することがあります。
人前で話をする時に、咳払いをしないと話出せなかったりするのも、
梅核気が原因の一つです。
2000年前に書かれた中国の漢方書にものどのつまり感の記述があり、
同書には「咽中炙臠(いんちゅうしゃれん)」と表現されています。
あぶった肉片がのどにつまった感じがすることをいいます。
昔も今も、人がストレスを感じることは一緒なのでしょうか?
ちなみに、梅核気の治療には半夏厚朴湯という漢方薬を使います。
by tanikawaiin
| 2010-12-07 22:33
| 漢方よもやま話