2010年 08月 21日
「証」について |
毎日新聞8月22日掲載分です。
漢方治療をする時に大変重要なことがあります。
それは、「証」をしっかりととらえるということです。
「証」というのは、漢方的な診断、および治療のことをいいます。
漢方医は、必ず「証」をとらえて漢方薬を選択します。
西洋医学では、いろいろな検査をし、病名をつけて治療法を決めますが、
漢方医学では、病名にとらわれずに、
問診や診察により「証」を決定し、治療法を決めます。
つまり、病名が同じでも、
人によって全く異なった漢方薬が選択されることがあるのです。
これも漢方治療の大きな特徴の一つです。
体の大きな人・小さな人、体力がある人・ない人、熱っぽい人・冷えっぽい人、
便秘がちな人・下痢っぽい人、などなど…。
それぞれの人の体に合った治療を行うのが漢方治療です。
そのための指針になるのが「証」という概念なのです。
漢方治療をする時に大変重要なことがあります。
それは、「証」をしっかりととらえるということです。
「証」というのは、漢方的な診断、および治療のことをいいます。
漢方医は、必ず「証」をとらえて漢方薬を選択します。
西洋医学では、いろいろな検査をし、病名をつけて治療法を決めますが、
漢方医学では、病名にとらわれずに、
問診や診察により「証」を決定し、治療法を決めます。
つまり、病名が同じでも、
人によって全く異なった漢方薬が選択されることがあるのです。
これも漢方治療の大きな特徴の一つです。
体の大きな人・小さな人、体力がある人・ない人、熱っぽい人・冷えっぽい人、
便秘がちな人・下痢っぽい人、などなど…。
それぞれの人の体に合った治療を行うのが漢方治療です。
そのための指針になるのが「証」という概念なのです。
by tanikawaiin
| 2010-08-21 08:34
| 漢方よもやま話