2007年 10月 24日
漢方エキス製剤と煎じ薬の違い |
漢方薬には、いくつかの生薬を組み合わせたものを煮出して飲む「煎じ薬」と、
生薬を煎じた液を濃縮・乾燥させて粉末や顆粒状にした「エキス剤」があります。
エキス剤には錠剤やカプセルもあります。
煎じ薬、エキス剤のどちらにも一長一短があり、
患者さんの希望や病状に合わせて選択して処方します。
エキス剤は手軽に飲めること、一定の品質のものを飲めること、
煎じる手間やにおいの心配がないことなどが長所ですが、
煎じ薬のように患者さんに合わせた生薬の量の加減ができないこと、
薬効としては煎じ薬よりやや劣ることなどが短所としてあります。
エキス剤は煎じ薬の約70%の成分量が必要とされています。
一方煎じ薬は、いろいろな生薬の組み合わせが可能であり、
生薬量の加減をすることができます。
また、エキスよりも高い効果が得られること、
煎じる時のアロマテラピーの効果も期待できることなどが長所です。
しかし、煎じる時間と手間がかかること、
煎じる時ににおいがでることなどの短所もあります。
いずれにしても、患者さんと相談のうえベストと思える選択を行っています。
生薬を煎じた液を濃縮・乾燥させて粉末や顆粒状にした「エキス剤」があります。
エキス剤には錠剤やカプセルもあります。
煎じ薬、エキス剤のどちらにも一長一短があり、
患者さんの希望や病状に合わせて選択して処方します。
エキス剤は手軽に飲めること、一定の品質のものを飲めること、
煎じる手間やにおいの心配がないことなどが長所ですが、
煎じ薬のように患者さんに合わせた生薬の量の加減ができないこと、
薬効としては煎じ薬よりやや劣ることなどが短所としてあります。
エキス剤は煎じ薬の約70%の成分量が必要とされています。
一方煎じ薬は、いろいろな生薬の組み合わせが可能であり、
生薬量の加減をすることができます。
また、エキスよりも高い効果が得られること、
煎じる時のアロマテラピーの効果も期待できることなどが長所です。
しかし、煎じる時間と手間がかかること、
煎じる時ににおいがでることなどの短所もあります。
いずれにしても、患者さんと相談のうえベストと思える選択を行っています。
by tanikawaiin
| 2007-10-24 01:06
| 漢方治療