2011年 11月 02日
フレンチ・パラドックス |
6月8日毎日新聞掲載分です。
フランス人は喫煙率が高く、
バターや肉など動物性脂肪を多く摂取するのに、心疾患による死亡率が低いのです。
これをフレンチ・パラドックス(フランス人の逆説)といいます。
その要因と言われるのが赤ワインに含まれるポリフェノールで、
抗酸化作用があり、動脈硬化の進展を抑え、脳梗塞・心筋梗塞を防ぐ効果があります。
フランスはワイン消費量世界一であり、ポリフェノールの摂取が多いというわけです。
お茶に含まれるカテキンはポリフェノールの代表であり、
お茶を飲む習慣のある日本人は、
やはり欧米人に比べ心疾患が少ないことで知られています。
漢方薬にもカテキン、アントシアニン、
タンニンなどのポリフェノールを含む生薬が多数あり、
動脈硬化の予防が期待されます。漢方薬を長期に服用していると、
風邪もひかず元気で長生きできるといわれるのも、
このあたりに原因があるのかもしれません。
フランス人は喫煙率が高く、
バターや肉など動物性脂肪を多く摂取するのに、心疾患による死亡率が低いのです。
これをフレンチ・パラドックス(フランス人の逆説)といいます。
その要因と言われるのが赤ワインに含まれるポリフェノールで、
抗酸化作用があり、動脈硬化の進展を抑え、脳梗塞・心筋梗塞を防ぐ効果があります。
フランスはワイン消費量世界一であり、ポリフェノールの摂取が多いというわけです。
お茶に含まれるカテキンはポリフェノールの代表であり、
お茶を飲む習慣のある日本人は、
やはり欧米人に比べ心疾患が少ないことで知られています。
漢方薬にもカテキン、アントシアニン、
タンニンなどのポリフェノールを含む生薬が多数あり、
動脈硬化の予防が期待されます。漢方薬を長期に服用していると、
風邪もひかず元気で長生きできるといわれるのも、
このあたりに原因があるのかもしれません。
by tanikawaiin
| 2011-11-02 13:56
| 毎日新聞記事